3月より工事を進めておりました新しい水耕栽培プラントが、7/14より稼働致しました!
新しい水耕栽培プラントは、ハウス面積約900坪(約3反)で、毎年のように異常気象が
続いている現代において、考えうる対策をとる為の設備を複数導入しております。
具体的な対策としては、
【夏の高温対策】
■室内換気システムによるハウス内室温の換気・冷却
■大型の冷水チラー(冷却水循環装置)による栽培溶液の冷却
■現ハウスの2倍容量の冷蔵保管庫を設置。出荷前の野菜を効率的に冷却します。
【冬の低温対策】
■大型のボイラーを4台設置。厳冬期の凍結などを防ぎ、成長を促進・安定させます。
■栽培溶液の水温を上げる為の大型昇温ボイラーを導入。野菜の成長を
促進・安定させます。
【年間を通しての対策】
■新しい水耕栽培プラントは、強力な栽培溶液循環ポンプにより、溶液及び酸素の供給量を
増幅し、野菜のよりしっかりした成長が見込めます。
■ハウスの開閉部すべてに、防虫ネットを設置。ハウス外部からの害虫侵入をできる限り
防ぎます。
■温度センサー、湿度センサー、雨滴センサー、風速センサー、照度センサーにより
ハウス内温度・湿度を自動でコントロールし、野菜の生育により良い環境を保ちます。
【新規作物の栽培・出荷】
■新たに、スイートバジル、春菊の栽培・出荷をスタート致しました!
このような設備を導入し、夏・冬の生産量を安定させ、年間を通して更なる野菜の
クオリティ向上、安定生産を目指します。また、新しい水耕栽培プラントに
移行することによって、現在の野菜生産量と比べておよそ1.5倍〜2倍の生産量を
見込んでおります。
もし、必要な野菜などがございましたら新たに作付けすることも検討させて
頂きますので、お声がけくだされば幸いです。
今後とも、これまで以上の品質で野菜をご提案させて頂ければと思っておりますので、
何卒よろしくお願い致します。